古寺名刹-達磨山 兜率庵(달마산 도솔암)
❏ 位置:全羅南道 海南群 松旨面 馬峰里 61-1
❏ 위치:전남 해남군 송지면 마봉송종길
355-300
地の果てで出会う空の果て、兜率天!
達磨山(タルマサン・달마산、489m)は、全羅南道海南郡の南端にそびえる山で、北には頭崙山が接し、三面は海に面しており、南北に長く伸びた稜線は、恐竜の背筋のようにデコボコした岩峰でつながっています。山には松とクヌギが生い茂っており、高くそびえる奇岩怪石は、龍と虎が爪と歯を広げているような形状をしています。
兜率庵は、統一新羅末期、唐代の高僧、義湘大師が創建した千年の祈祷道場です。美黄寺を創建した義照和尙など、僧侶たちが修行に励んでいた由緒ある兜率庵は、朝鮮時代、丁酉再乱(1597年)の際に火災で焼失し、空き寺跡に礎石と瓦だけが残っていたものを、2002年に法照僧侶によって現在の姿に復元されました。
古書の『大屯寺誌』によると、「兜率峰には、上·中·下の3つの庵があり、上庵が絶景で、泉の水が淸洌だ」と記されています。
兜率峰は、仏教の天上の世界である兜率天に由来します。兜率天は、仏教の宇宙観で、弥勒菩薩が滞在している天上の浄土です。
仏教では、世界の中心に須弥山があり、その山の頂上から12万由旬の上にある欲界(六道)の六欲天のうち、四番目の天を兜率天と言います。
兜率天は、内院と外院によって構成されていますが、外院は、多くの天人が喜びを味わう場所で、内院は弥勒菩薩の浄土で内院宮と呼ばれます。釈迦如来がインドで生まれる直前まで兜率川内院宮に滞在しながら、衆生教化のための下生の時を待ったと言われています。達磨山の兜率峰と兜率庵は、仏教の宇宙観に由来し、名付けられました。
神仙が住んでいたと思われる兜率庵に行くには、馬峰里(마련마을)から車で3km、狭く険しい山道を登っていくと、兜率峰の頂上に着きます。ここから兜率庵までは約800mで、平坦な小道を歩いて20分ほどで着くことができます。
崖っぷちにぶら下がっている姿は、まるで雲の上に浮かんでいる武陵桃源のような神秘的な風景を醸し出します。
庵の庭の前に立っていると、自分が神仙になったような感覚に陥ります。
兜率庵はイ・スンギ、シン・ミナ主演のドラマ『僕の彼女は九尾狐』で九尾狐が封印から解放される場面を撮影したところです。韓国の自然な風景を盛り込んで、人気を集めた時代劇『推奴』にも、兜率庵の美しさが込められています。カクシタル、魔女宝鑑や、CMのロケ地として脚光を浴びています。
最近、美黃寺~クンパラムジェ~ノジランコル~モルゴリジェなど、達磨山の全体に沿った道、達磨古道トレッキングコースが開通し、兜率庵とともにその神秘的な姿をカメラに収めるため、全国から多くの登山客と写真家が訪れる場所で、日の出と日の入りが同時に見られる名所として有名です。
[旅 Tip]
石段が多い場所です。ハイキングの服装、アップダウンがあったり、木の根が多いため、ハイキングシューズがおすすめです。リュック、帽子、雨具、手袋、お弁当と飲料水、ガイドマップを用意すれば、もっと安全に楽しめます。
[公共交通]
※海南タンクッ村の停留所からソンジョンリ(송종리)方面のバスに乗る→マリョン(마련)停留所で下車(約1時間所要)→兜率庵まで徒歩移動(3.8km、約2時間所要)
※海南タンクッ村からタクシー利用、タクシー料金は、約 25,000~35,000ウォンぐらい。
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